おもちゃの日常

二人でベッドに入って眠る前の一時、彼に腕枕されてピッタリくっついておしゃべりする。
特に意味のある内容ではないけれど幸せな大好きな時間。
その時彼が私をギュッと抱きしめながら言った。

「最近Hanaの大好きビームが気持ちよくて困る」

ビームなんか出してないよ！とは言えない私。
彼と会ってるときは確かに彼が大好きって気持ちが溢れ出してると思う。
それが鬱陶しくないかなってちょっと心配だったんだけど、そんなことなかったんだね。
それは私にはとっても嬉しいことなので、どんどん気持ちよくなってほしい。
どんどん気持ちよくなって、そのうちこれがないとだめだ～ってなればいいのに。
･･･まあ、彼の性格考えるとさすがにそれは無理だろうけど。

この後、寝るはずだったのにいっぱい抱きしめられてキスしてもう一度セックスした。
それはごく普通のセックスだったから、私はまた怖くて目を開けられなかったんだけど。
彼があんまりギュウギュウ抱きしめるから、少しだけ泣きそうになってしまった。
彼の腕の中は私の一番落ち着ける場所。
この先も、こんな夜が少しでも長く続いていきますように。

すごくすごく幸せな瞬間、いつも祈られずにいられない。
こんなに好きになって、ごめんね。