おもちゃの日常

「だめだな～、Hanaの声聞いてるとやりたくなる」
「･･･今私自制中なんだからそんなこと言わないで！」

帰ってきた彼と久しぶりの長いおしゃべり。
そんな彼の一言で少し嬉しくなってしまった私はやっぱり単純だなぁ。
でも今はまだあんまり感情を動かさないように、できるだけ心を平坦にしておく。
そうしてれば悲しいも寂しいもあまり感じなくて、しんどくならなくて楽だ。
性欲も知らないふりして閉じ込めておこう。
そう思ってるのに彼はちっとも私の心を静かにさせておいてくれない。

昨夜は久しぶりに、彼に言われてwebカメラをつけて彼の前で電マでオナニーをした。
それだけでもうせっかくの自制も意味がない。
電マの振動が気持ちよくて、耳から聞こえる彼の声も息遣いも全部が気持ちよくて仕方なかった。
カメラの前で裸になってはしたなく脚を開いて「会いたい」と泣いた。
泣いてしまったらもっと気持ちよくて、三度も彼に見られながらイってしまった。

彼はいつもこうやって私が隠しておこうとする感情を引っ張り出す。
意図的なのかそうでないのかは分からないけど、結果的に私はいつもそれで救われる。
彼は自分のやりたいことだけをやる人だから、たぶんあまり深く考えてはいないんだろうけど･･･
彼がオナニーさせてくれたから私は一人で泣かなくてすんだ。
会いたいと泣けたから、また感情を溜め込んでどこかで爆発させずにすんだ。
結局こうやって彼の掌の上で転がされて可愛いがられているのが幸せで仕方ないんだ。

それからそんなに遠くないうちに会えそうだって嬉しい報告もあった。
まだはっきりしてないから期待はしすぎないようにしてるけど、それでも嬉しい。
いつもいつも、勝手に考え込んで勝手に沈んでる私を引っ張り上げてくれる彼。
やっぱり大好きです、意地張ってごめんね。